支社長インタビュー

共通の理念・チャンスを与え、信じる事・活気
支社長にとって良い職場とはどんな職場ですか?
私が考える「良い職場」について簡単にその考えを述べさせていただきたいと思います。
1つ目は、会社が経営理念を明確に示していこと、その理念を社員全員が共感を持って、同じ想い、同じベクトルで仕事をしていること。
2つ目は、会社が「人の無限の知恵を信じていること」、「人は色々なチャンスを与えることによって必ず成長することを信じていること」、そのために社員にチャンスを与え、社員もまた自己啓発に努力できる環境が整っていること。
3つ目は、社内に活気があり、社員がものすごく活き活きと笑顔でコミュニケーションを行うことができる社風があることだと思います。
そして社員が新しいことにチャレンジをして失敗したとしてもそれを評価してあげること、その失敗から学び、改善に結びつけていけること。
そういう会社になるよう努力してお客様や地域社会に「良い会社だね」、「この地域に根差しているね」と言われる地域一番の会社になりたいなと思いますね。
好奇心、向学心、行動力、熟考力を持って欲しい
支社長が社員に求める事はどんなことですか?
まず社員に求めることは、今のこの激動の時代において、世の中で起こっている様々な事柄に対して、「なぜこういうことが起こっているのか?」という好奇心を常に持っていてもらいたい。
その上で物事が起こっている理由や原因を自ら調べ、自分の知識にしていくこと。
つまり向学心を持ってもらいたいと思います。
次に学んだことについて自分で確かめ、あるいは体験するという行動力を培ってほしいです。
そしてもう1つ、行動したことが本当に正しかったのかとよく考える熟考力を磨いて欲しいですね。
まとめると好奇心、向学心、行動力、熟考力を持って欲しいということです。
そうそうもう1つ、一番忘れてほしくないことは笑顔、苦しい時こそ笑顔を忘れないでいてほしい。
そういった人材が多くなったら会社はハッピーだね。

勇気や若さあふれる柔軟な発想力に期待しています
<学生のみなさんへのメッセージ>
リクルート活動をされている学生の皆さんへ、私からメッセージを送るとすれば、まずは皆さんが入社を希望される会社の経営理念に、皆さん自身が共感を持てるかどうか、このことは非常に大切なことだと思います。
ですから是非、その会社の理念を確認する事をお勧めします。
次に、私自身あるいはトヨタモビリティパーツ神奈川支社が学生の皆様に期待している事は、もちろん学校で身につけられた高度な知識もさることながら、それにも増して、失敗を恐れない勇気や若さあふれる柔軟な発想力に期待をしています。
弊社はトヨタ販売店や部品商様を通じて、車の部品・用品の供給・販売を行い、お客様のカーライフを豊かなものにするために日々活動しています。
そのため、最適ロジスティックスの開発や、自動車アフターマーケット市場を自ら創造するマーケティング活動を積極的に展開しています。
加えて、スマホショップやカー用品量販店ジェームスという日々仕事が刺激的な小売事業も運営しています。
ですから、弊社は皆さんのような若さあふれるクリエイティブかつ行動力のある人材を常に求めています。
必ず皆さんにふさわしい活躍の場がそこにあると信じています。そして、弊社も皆さんの成長を必ずバックアップいたします。
人生の夢を弊社で実現してみたいという方を心からお待ちしています。
今後の事業に向けて

現在、私たち自動車産業に携わる者にとって、経営環境はCASE(Connected、Autonomous、Shared、Electric)という言葉で表されるように著しく急激に変化しています。
こうした中、私たちトヨタモビリティパーツ神奈川支社は、従来の車の部品用品・IT機器(スマホ等)を供給し販売する会社から、一歩も二歩も進化してお客様のライフスタイルを豊かにする事をサポートするソリューションプロバイディングカンパニーへ変革していく必要があると感じています。
そのように会社を変革するために、会社で進めなければならないと考える方向性について3点に絞ってお話をしたいと思います。
1点目は、弊社は豊かなモビリティ社会が構築され、運営されることによって更なる存在価値が生まれると思います。
よって、トヨタグループの一員として豊かなモビリティ社会を構築することに積極的に貢献していかなければなりません。
そのために従来の商品に加えた新しいモビリティサービスの在り方についても、弊社として何ができるのかを検討していかなければなりません。
一方でトヨタ販売店がお客様に提供する車両販売や、サービス提供への支援についての取り組みは普遍であり、より一層強化するとの意を新たにしているところです。
2点目は、お客様のライフスタイルやニーズが非常に多様化している現代において、これまでの不特定多数に対するマーケティングから、お客様一人一人に寄り添ったOne to Oneのマーケティングに移行していくことが大切になると考えています。
3点目は、最適ロジスティックスの開発に取り組んでいくという覚悟です。
モノをどう運ぶのか、どういう倉庫を作るのか、どういう手段を使うのか、商品を仕入れてからお届けするまでの流れ、これを最適なものにすることに取り組んでまいります。
例えば、テレマティックスなどの運行管理システムを活用して、リードタイムをどれだけ短縮できるかに挑戦します。また、そのことは地域の交通事情の改善や、運送に携わるドライバーの方々の労働環境の改善にも結びつくと信じて推進してまいります。
以上3点に絞って申し上げましたけれども、新しいモビリティ社会の構築にトヨタモビリティパーツ神奈川支社が役立てるように会社の在り方を変革していきたいと思います。
トヨタモビリティパーツ神奈川支社長